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【とにかく威力のあるボールを打ちたい人必見】ショットのスピードをアップする簡単な2つの方法 その1
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【とにかく威力のあるボールを打ちたい人必見】ショットのスピードをアップする簡単な2つの方法 その1

 2017/01/12 パワーショット
この記事は約 19 分で読めます。 55,056 Views

テニス経験者なら、誰でも、速いショットで相手からエースを取ることに、憧れを抱くのではないでしょうか?

ミスもエースも同じ1ポイントというルールのテニスですが、「ズバッ」とスピードボールを打ち込みたいと思ってしまいますよね。

特に、男性は速いボールにこだわっている方も多いかと思います。

「気合をいれて、思いっきり振る!」全力で、力いっぱい力んでいる方を多く目にしますが・・・。意外とスピードボールを打つのは難しいです。

しかし、筆者のコーチ経験からすると、大抵の人がすぐにでも今より急速がアップすることは間違いありません。言い換えると、ほとんどの人が持っている力を出し切れていないのです。

 なぜ、多くの方がボールに威力が出ないと悩むのか?

その理由は2つあります。

威力がでない理由① 下半身が使えていない

1つ目は上半身しか、使えていないからです。

パワーを生み出すのは下半身、太ももの筋肉ハムストリングと大
腿筋が使えていないことが、パワー不足の一番の理由です。

威力が出ない理由② 運動連鎖ができていない

そして、2つ目は、運動連鎖が出来ていないことが問題です。

運動には大きな筋肉から順に動かしていくという、絶対のルールがあります。
運動連鎖を実現するためには、一点止まったところ、軸をつくることが絶対条件となります。

これを理解すれば、誰でも今より、パワーアップすることは間違いありません。

しかし、下半身を使う、運動連鎖といわれても、実際にはどのようにすれば良いのかわかりませんよね。そこで、簡単な方法を教えます。

1つ目の方法は「ボールを良く見ること」です。

それでは、ベテラン鬼コーチと生徒のやり取りから詳しくみてみましょう。

【鬼コーチと生徒】簡単スピードアップのコツ① ボールをよく見ること

【登場人物】

■コーチ
男性ベテラン鬼コーチ、コーチ業を始める前は、プロとして活動、タイトルをいくつも持っている。

■生徒
テニス暦7年、24歳男性、高校からテニスを始め、大学ではテニスサークルに入る。社会人になり、テニススクールに通い始める。テニススクールで出会った彼女と交際中。草トーナメントにも出場し始め更なるレベルアップを目指している。

生徒
コーチ!僕はこの間、草トーに出場したんです、でもコテンパにやられちゃいました・・・。
なんだか、細~い、ヒョロヒョロした相手だったのに、ボールのスピードが速くて、振り遅れることもあって・・悔しかったな。
彼女も見に来てたのに、かっこわるいところ見られてしまいました。

僕にも、早くて鋭いボールを打つ方法教えてください!

コーチ
ふむふむ、君も試合に出て、やっとやる気が出てきたね。
しかし、テニスはスピードボールを打つことだけが全てではないよ。
狙ったところにコントロールして、緩急をつけて、パワー以外にも
大事なことはたくさんある。
生徒
コーチそこを何とか、お願いします!僕、彼女にいいところを見せたいんです。
それに、あの対戦相手、あんまり力持ちってタイプじゃないし、目一杯振ってるようにも見えなかったんです。だから、何か秘密があるんだと思って!
コーチなら、その秘密を知っているんじゃないですか?!
コーチ
なかなか良いところに、気がついたな。
それでは、彼女に免じて、今回はその秘密を教えてやろう。
生徒
そうこなくっちゃ!よろしくお願いします。

力がない人でも、威力のあるボールが打てるポイントとは?

コーチ
それでは、今日は、スピードボールを打つ2つの大事なポイントを教えよう。

まずは1つ目。それは「バランスを意識すること。

生徒
バランス?平均台みたいなことですか?
コーチ
そうだな。平均台とは少し違うが共通点もある。

テニスは「」のスポーツ、常に動いてボールのところに向かわなければいけない。だから平均台のように、頭の先から脚の先まで真っ直ぐに伸ばすことはできない。

だが、動きながらも、体の中心に一本の軸を作らなければならない。

テニスでバランスをとる=走りながらも体の軸を保つ

生徒
なんだか難しいですね・・・。
コーチ
そう難しい・・・。それに、動きながら色々なことを考えるのは、君には無理だろう・・・。
生徒
コーチ!失礼な・・・。
でも・・・そうですね、なるべく簡単だと助かります。
コーチ
それが、実は簡単なことなんだ。

オリンピックの体操選手の平均台の演技を思い出して欲しい。
演技の最中、ほとんど頭の位置が変わらないと思わないかい?

生徒
そうですね!そんなイメージですね。

走りながらも軸を作るには、頭の位置を動かさない

コーチ
人間は、バランスを保っている時、中心の頭が動かないものなんだ。

つまり、テニスにおいても、動きながらも頭の位置が上下、左右に動けば、バランスは崩れてしまう。

走りながらも体の軸をつくるということは、頭部がぶれないということなんだ。

生徒
なるほど、それはそうかもしれないですね。
つまり、バランスを保つには、頭を動かさないように意識してプレーすればいいってことですか?

コーチ
そのとおりだ。
生徒
でも頭を動かさないように意識したら・・・ぎこちなくなりそうだな・・・。
コーチ
そう言うと思ったよ。
しかし、実は簡単な方法がある。
頭を動かさない簡単な方法は、
ボールをよく見ることだ。

頭の位置を動かさないためには、ボールをよく見る

生徒
え?!そんな簡単なこと?
よくコーチ達がボールを見ろ見ろって言ってるけど・・。

さすがに、僕も空振りはしないので、最近はあまり意識してなかったです。

コーチ
そうだろう。
ボールを見ることをおろそかにしている、または見ているつもりで見ていないプレーヤーは大勢いる。

我等が日本のエース 錦織圭を思い浮かべてみろ。
ボールを打つ前に目を見開いている姿が頭に浮かばないか?

▼目を見開いてボールを見ている錦織選手nishi

生徒
あ!エアーKの前とか!
言われてみれば、僕の大好きなジョコビッチもしっかりボールを見てるような気がします!

▼しっかりボールを見ているジョコビッチ選手

djoc

トッププロはボールの毛並みまでも見ている

コーチ
そうなんだ、大抵の人はボールを見ているつもりでも、それは、なんとなく、ボヤっと視界の中に入っている程度なんだ。

しかし、そうではなく、目の焦点をボールに合わせて、ボールの毛並みまで見えるぐらい、にらみつけるようにボールを見なければいけない。

生徒
なるほど、ボールににらみを利かすんですね!
それなら、イメージできます!

あれ?そういえば、バランスの話でしたけど、
なんだか話がそれましたね・・・。

ボールを見ること=バランスを意識すること

コーチ
そいや、話はそれていないぞ。全てはつながっているのだ。

ボールの威力をあげるためにバランスが大切で、走りながらバランスを保つためには頭部を動かなさいことが大切、頭部を動かさないためには、ボールから目を離さないこと

ボールに焦点を合わせられれば、自然と、頭部のぶれが少なくなってくるということだ。

生徒
なるほど、良くわかりました。
まずはボールをしっかり見て、頭のぶれを減らします

でも、コーチ、頭を固定して、体に軸を作ることで、バランスは保てますが、バランスがなぜスピードボールにつながるんですか?

体操のように、姿勢が良くて、美しいことで、勝てる競技ではないですよ?

ハンマー投げから学ぶ「バランス=スピードアップの関係」

コーチ
確かにそのとおりだ。
それでは、こんな動画を見てみるといい。
これは、ハンマー投げの映像だ。

コーチ
一度は見たことがあるだろう。今回は、選手の頭の位置に注目して欲しい。
前方には進んでいるものの、上下左右の動きはほとんどないだろう。
生徒
本当ですね。体に一本の軸が見えます。
それに身体はぐるぐる回っているのに、頭の位置はあまり動いていません。
コーチ
そうだ、つまり、このように物を遠くへ飛ばす=物体に大きな力を加えるためには、
身体のバランスを正しく整え、一本の軸をつくることが大切なのだ。

軸の中心である頭部を固定することがポイントだ。

生徒
はい!なんとなく、わかってきました。
難しいのは苦手なので、僕はボールをしっかり見るってところから始めてみようと思います!

世界のトッププロでも基本が一番大切

コーチ
うむ、慣れてくると、基本をおろそかにしてしまうが、初心者でも、プロでも基本が大切。

そして、基本の中には、「コツ」も含まれている。
言われたままやるのではなく、理解して実行することで、一回り成長できるぞ。

生徒
はい!早速やってみます。
でも、コーチ、スピードボールを打つのに、バランスを保つ、それだけですか?

何か他にもあるんじゃないですか?

コーチ
もちろんだ。
ポイントは2つあると言っただろう。

2つ目はまた次回、まずは、ボールを凝視して練習してこい!

生徒
ひえ~
わかりましたー!

まとめ 結論

スピードボールを打つコツ、おわかり頂けたでしょうか?
皆さんの誰でも、ボールを見るように教わったことがあるはずです。
当たり前のことですが、慣れてくるとおろそかになってしまいます。注意しましょう。
そして、レベルをあげるために、ついつい人は難しいことに挑戦したいと思います。
今までやっていなかったことをしなければ、強くなれないと錯覚してしまうのです。

しかし、本当は、やらなければいけないのに、やれていないことの方が多いのです。そして、簡単なことでも、徹底して精度をあげることで、付随したたくさんの効果を得られます。

今回の「コツ」

ボールを良く見ると、
→頭が動かない
→軸が出来る
→運動連鎖が上手く使える

といった結果がついてきます。単純なことですが、まずはボールをしっかりと見てください。必ず、ボールの威力が増すはずです。

この続きの記事は、

~その2脚力を使えば簡単にスピードアップ~

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ライター紹介 ライター一覧

AIKO KASUMI愛甲霞

AIKO KASUMI愛甲霞

元プロテニスプレーヤー
横浜国立大学 教育学研究科 教育学修士 スポーツキャリアカウンセラー

東京都出身、6歳からテニスを始め、青山学院大学卒業後プロに転向、国内及び海外ツアーを転戦、自己最高国内ランキング30位、世界ランキング600位。
引退後、大学院にて健康スポーツ学を学ぶ。現在は指導の傍ら、選手マネージメントに携わり、スポーツ選手のキャリア支援を行っている。
その他、テニス雑誌での連載や、メディア出演など活動中。

ホームページアドレス
https://aiko-kasumi.net/
オフィシャルブログ
https://labola.jp/aikokasumi

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