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【テニスはメンタル】試合中にやってはいけない2つのこと

 2017/05/11 メンタルトレーニング
この記事は約 10 分で読めます。 9,834 Views
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テニスは、メンタルのスポーツと言っても過言ではありません。
試合をするようになると、自分自身のメンタル(精神的な弱さ)を痛感する方も多いのではないでしょうか。

メンタルの弱さを実感する、具体的な例は、「自分の力が発揮できなかった時」
ではないでしょうか?

引き分けのないスポーツなので、勝敗はつきものですが、持ってる力を全て出し切る、常に100パーセントの戦いをしたいものです。

100パーセントの力を出し切れれば、課題も見え、納得もできます。

ところがそれが難しいのです。

では、試合で実力を発揮できる人と、できない人の違いは何でしょうか?

試合で全力で戦える人の共通点。それは…常に高い集中力を保てていることです。

高い集中力を保つということは、簡単ではありませんが、
多くのプロたちは様々な方法で集中力を保つスキルを身につけています。

もちろん、万人に合う方法はありませんし、人によって、合う合わないもあるでしょう。

ですが今回は、筆者が選手時代に、実際に実践していた方法を教えます。
それが、「試合中に〇〇〇〇と〇〇のことを考えないようにする」というものです。

これだけ実践するだけでも、試合の質がぐーんと上がると思います。
すぐにできて簡単なので、ぜひ試してみて下さい。

試合中に考えてはいけないこと① グリップについて考える

「良い試合ができた。」と言えるのはどんな時か?それは、持ってる力を全て出せた時ではないでしょうか。自分の力を10割出す絶対条件。それは、「集中力」。

集中力を高める方法はたくさんあって、鍛錬が必要だが、あることを考えると必ず、集中が途切れてしまいます。それが、グリップについて考えることです。

テニスは、コートの中に入れる・ネットを越える・相手を見る・ボールのところに走る。など複数の組み合わせであることから、グリップという一点にとらわれると、その他のことがおろそかになる。おろそかになると、うまくいかない試合の流れに気がつき、何に集中していいのか、わからなくなってしまう。

試合中の心理状態を二人のやり取りからみてみよう。

【登場人物】

■コーチ
男性ベテラン鬼コーチ、コーチ業を始める前は、プロとして活動、タイトルをいくつも持っている。

■生徒
テニス暦7年、24歳男性、高校からテニスを始め、大学ではテニスサークルに入る。社会人になり、テニススクールに通い始める。テニススクールで出会った彼女と交際中。草トーナメントにも出場し始め更なるレベルアップを目指している。

あなたは試合中に何を考えていますか?

生徒
コーチ!僕、試合中の集中力がないんです。

なんだか、周りが気になったり、相手が気になったり・・・。
緊張からか、どうも試合に入り込めないというか・・・。

コーチ
そうか。

テニスはメンタル面に大きく左右されるスポーツ、
集中力を高めることは、非常に重要かつ難しい。

まずは、試合中にどんなことを考えているか教えてくれないか?

生徒
はい。色々考えてしまいますが、最近は練習の時に、グリップを修正していたので、

試合中も正しい、グリップで握ろうと考えています。

コーチ
それは、よくないことだな。
生徒
よくない?!

試合中に、小さなことばかりを考えていないか?

コーチ
練習の時、課題を持って取り組むことはとてもいいことだ。

しかし、技術的なことを試合に持ち込むと全体が見えなくなってしまう。

簡単にいうと、テニスは細かいことを考えている時間がないんだ。

生徒
時間がない?!
コーチ
そう、サービスは100キロを超える速度で入ってくる。

返球した後の、ラリーの速度も高速で、おおよそ1秒~2秒ほどでボールは返ってくる。

その間にグリップのことを考えている暇が、あると思うか?

生徒
そう言われてみるとそうですね・・・。

では、どんなことを考えれば?

テクニックではなく、戦略に集中する

コーチ
まずは、技術的なことよりも、戦略的なことに集中すること、そして全体を見るように考えることだ。

例えば、運転中、おおよそ60キロをキープして走ろう。と考えれば出来るかもしれないが、ハンドルの握る場所を決めて、ここしか持たないぞ!なんて目標をたてたらどうだろう?

生徒
無理です!

前方も後方も見ないといけない、左右だって注意するのに、ハンドルだけに集中なんて出来ませんよ。

コーチ
そういうことだ、それと同じように、テニスはスピードが速い、一瞬のスポーツ、考えることはシンプルに、全体が見渡せる目標にすることだ。
そうすれば、おのずと集中力も上がる。

細かいことや技術的なことは、試合中はあまり考えないようにしよう。

生徒
わかりました。僕は、ボールをベースライン付近の深く、返球することを考えます。

コーチ
その調子だ!

まとめ 結論

いかがだったでしょうか?
読者の皆さんは、当てはまることはありませんか?

練習の時にグリップについて考えてみたり、新しい挑戦をするのは、良いことです。

しかし、そういった秘術的な細かい課題を試合に持ち込むと、全体がみえなくなり、
思考がテニスのスピードに追いつかなくなる、と心得てください。

定めるとすれば、「振り切る。」「大きくスイングする」ぐらいの目標に留めて、あまり細部に関する決まりごとを設けないことが得策です。

今回は、まじめな人が陥りやすい、集中を妨げる例をご紹介いたしました。

思い当たる方は、是非意識してみてください。
自然と、集中力がアップするはずです。

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ライター紹介 ライター一覧

AIKO KASUMI愛甲霞

AIKO KASUMI愛甲霞

元プロテニスプレーヤー
横浜国立大学 教育学研究科 教育学修士 スポーツキャリアカウンセラー

東京都出身、6歳からテニスを始め、青山学院大学卒業後プロに転向、国内及び海外ツアーを転戦、自己最高国内ランキング30位、世界ランキング600位。
引退後、大学院にて健康スポーツ学を学ぶ。現在は指導の傍ら、選手マネージメントに携わり、スポーツ選手のキャリア支援を行っている。
その他、テニス雑誌での連載や、メディア出演など活動中。

ホームページアドレス
http://aiko-kasumi.net/
オフィシャルブログ
http://labola.jp/aikokasumi

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