【海外動画レッスン】フェデラーのフォアハンドに隠された3つの秘密!
フェデラーのフォアハンドは世界最高だと言われています。
パワーとコントロールが両立されていて、なんでもできるフォアハンドです。フォームも美しいです。
今回の動画では、そんなフェデラーのフォアハンドに隠された3つの秘密を明かします。
動画:Roger Federer Forehand Secrets Revealed
https://www.youtube.com/watch?v=_jiazmhvOXc
▼今回の動画
【秘密1】フェデラーのグリップ (0:20)
フェデラーはイースタングリップ(薄い握り)でフォアハンドを打ちます。
ほとんどの選手セミウエスタン(少し厚めの握り)かウエスタン(厚い握り)でラケットを持つので、フェデラーの持ち方は特別です。フェデラーのイースタングリップは、少し昔の握り方です。
グリップの持ち方に注目です。
ピート・サンプラスはとても薄い握り方をします。
フェデラーはそれより少しだけ厚い握りですがイースタングリップと考えられています。
イースタングリップは一般的には薄すぎるグリップです。トップスピンをかけにくくなります。
~握り方~
イースタングリップはボールを打つ瞬間、手のひらが前を向きます。手のひらで打つような感覚です。
ウエスタングリップで握ると、打つ瞬間に手のひらは上を向きます。
【参考動画】
英語ですが、フェデラーのフォアハンドのグリップを解説しています。
・フェデラーはイースタングリップ(薄い握り)
・サンプラスより少しだけ厚い握り
・イースタングリップはボールを打つ瞬間、手のひらが前を向きます。手のひらで打つような感覚。
※ウエスタングリップで握ると、打つ瞬間に手のひらは上を向く
【秘密2】ラケットの引き方 (1:31から)
多くの選手は体から離れた場所からラケットを引きますが…、
フェデラーはテイクバックのとき、体に近い位置からラケットを引きます。
しかし、スイングするときにはラケットを体から離します、
ラケットと体の間の距離を離すことによって、ラケットが加速するのです。
テイクバックの時に腕がリラックスしているので、スイングすると自然と腕が伸びます。
これがラケットと体の間に空間ができる秘密です。そうすることによって、ラケットが加速してパワーがでます。
・体に近い位置からラケットを引く
・スイングするときにはラケットを体から離す
・ラケットと体の間の距離を離すことによって、ラケットが加速
・テイクバックの時に腕がリラックスし、自然と腕が前に伸びる。
このまとめを踏まえて下記の参考動画を見てみて下さい。
参考動画①後ろからの視点
参考動画①腕の動きに注目
この視点からだと腕の動きがよく分かります
【秘密3】コンタクトポイント(打点)(2:33)
フェデラーがボールを打つ瞬間、ラケットは体より大分前に出ます。
横から見ると、一般プレーヤーとフェデラーの違いがよくわかります。
一般プレーヤーはこれくらい前で打つ。
フェデラーはこんなに前で打つ。
下記のスローモーションを見るとフェデラーのテイクバックやコンタクトの位置が分かりやすいです。
・フェデラーがボールを打つ瞬間、ラケットは体より大分前
・腕がしっかり伸びていること
このまとめを踏まえて下記の参考動画を見てみて下さい。
<参考動画>
フェデラーのフォアハンド スローモーション
横からみたフォアハンド
まとめ
①グリップの握りはイースタングリップ
②ラケットを引くときは体の近くで。振るときは体の遠くで
③打点は体より大分前にする
フェデラーのような美しいフォアハンドを打つための秘密が分かりましたね。
この3つのポイントを意識して練習すれば、フェデラーのフォアハンドが手に入るかもしれません。