【ダニエル太郎インタビュー】ダニエル太郎選手がワウリンカとの試合を語る!
今回の動画は、日本のダニエル太郎選手が登場します!
ATPランキングの自己最高位は85位、23歳とまだ若手なので将来が期待される選手です。アメリカ出身で、現在スペインを拠点として練習しているダニエル太郎選手なので、彼の英語にも注目です。ダニエル選手は日本語・英語・スペイン語を話すトリリンガルです。
動画ではダニエル選手が2016年の全仏オープン2回戦でスタン・ワウリンカ選手と対戦した時のことを話します。
【その試合のハイライトです】
Contents
ワウリンカと試合をするのってどんな感じ?
「スタンはとても重いボールを打ちます。驚きました。しかし、第1セットで僕にセットポイントがあったことも驚きです。もう少しでした。」
(0:30から)
ワウリンカの強烈なボールにダニエル選手が食らいつきます。
そして最後は得意のフォアハンドでポイントを奪います。このプレーでダニエル選手はセットポイントを手にしました。
トップ選手であるワウリンカも人間だった!?
(0:46から)
「パリにあるスザンヌ・ランランスタジアムで試合をすることができたのはすばらし経験でした。しかし、彼(ワウリンカ)はあまり調子がよくありませんでした。彼のミスが多かったのには驚きました。彼はトップの選手です。グランドスラムもとりました。最高の選手たちにも勝っています。彼らも人間なのですね。」
「トップの選手たちでもミスをします。あなたのテニスが彼にミスさせていたのかも。」
興味深いコメントです。
たしかにワウリンカはこの試合の序盤で多くのミスがありました。ダニエル選手はその隙をついてセットポイントを手に入れました。
世界トップの選手たちも人間なので調子がよくない試合もあるのですね。
ワウリンカのボールは鉄のように重かった!
(1:45から)
「実際に対戦してみて、ワウリンカのフォアハンドやバックハンドはどれくらい重かったですか?あなたが対戦した他のプロ選手よりもボールに重量があるように感じましたか?」
「ワウリンカのバックハンドは特に…何だったか分かりませんが、鉄のボールが飛んでくるような感じでした。ラリーを続けると、彼がウィナーを打ってくるのではと思い怖いです。彼はいつコースを変えてもミスをしません、ウィナーになります。」
どんなに調子が悪いときでも、良いサーブが入ってくる
「ワウリンカのサーブはどうですか?」
「トップ10の選手たちのサーブはレベルが違うと思います。上のレベルに行くほど、サーブがまったく違います。ワウリンカはどんなに悪いプレーをしてる時でも、常に良いサーブを打ってきます。」
(2:49から)
「大きな大会を観てるとき、上位の選手たちは何とかして悪い状況からでも巻き返します。マッチポイントを握られても、ブレークポイントを握られても、ファーストサーブを入れて最高のプレーをします。ワウリンカは魔法のようなものを使って巻き返してきたのですか?」
「そうですね、前に行ったように、彼でもミスをたくさんします。僕にはブレークポイントもマッチポインともありました、しかし彼はすぐに戻ってきました。勝っているように思っても、彼はすぐに反撃してきます。
なぜ、トップ選手はそのようなことが出来るのか?
(3:32から)
「なぜトップの選手たちはそのようなことができるのですか?精神を集中しているからですか?トレーニングが違うのですか?それともただの性格ですか?なにが違うのですか?」
「まず最初に、トップの選手はすばらしいショットを持っています。彼らには才能があります。彼のボールの打ち方は、トップ20以下の選手にはまねできません。そこが大きな違いです。彼らのサーブは、どんなに練習してもまねできません。彼らをコピーすることはとても難しいです。あなた自身の方法を見つけるしかありません。」
トップ10の選手がマッチポイントを握られても、そこから巻き返して勝つことはたまにあります。
ワウリンカのようなトップの選手はやはり才能が違うのですね。
「スタンと試合をするのはどんな感じでしたか?」